カセットボンベよりも大きいアメリカのモンスターエナジーを飲む

2016/10/16

エナジードリンク

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日本でもお馴染みのエナジードリンクはたくさんあります。
しかし日本のエナジードリンクは、海外と比べても量や成分が違うという話を良く聞きます。
ネットでも検索してもピンと来なかったので、実際に購入してきました。

購入してきたのは、日本でも比較的容量が多いエナジードリンクであるモンスターエナジーです。
日本で売られているエナジードリンクの中では量が多く、同価格帯の中でもコストパフォーマンスに優れています。

そのモンスターエナジーを実際に手に入れ飲んでみたのですが、素直にデカすぎる…と驚愕しました。





成分的に見ると

まず日本とアメリカのモンスターエナジーを比べてみて、成分も若干違うことが分かります。
特にアメリカで売られているモンスターエナジーは、タウリンが入っているのは有名です。

海外で売られているエナジードリンクは基本的にタウリンが入っているようですが、日本の場合は薬事法的にタウリンは入れることができないので、高麗人参が入っています。

日米によって推している成分が違う



日本のモンスターエナジーは、容器を見ていただくと分かるのですが分かりやすくかつ中心に高麗人参が表記されています。
例えばロックスターには、イチョウの葉が入っていたり、RAIZINは棗やショウガなど各エナジードリンクには意外と推している成分があります。

日本のモンスターエナジーの場合は、高麗人参を押しているようです。
カフェインの入っていない昔から売られているリアルゴールドにも高麗人参が入っています。



アメリカのモンスターエナジーには、タウリンの表記が高麗人参の代わりに記載されています。
タウリンが記載されているということは、パフォーマンスだけではなく滋養強壮的にも良いよというのをアピールしたいのでしょう。
パフォーマンスに関しては、pixivから出ているエナジードリンクも推しています。

高麗人参よりもタウリンの方が体に効きそうと感じるのは、日本人だけではなくアメリカ人も変わらないようだ。
またプッシュしている点を見ると、日本のタウリンを推している栄養ドリンクみたいです。

大容量クラスがとてつもない




日本のモンスターエナジーの容量は、355mlと日本のエナジードリンクの中でもかなりの量を誇ります。
しかしアメリカのエナジードリンクはそれが少ない分類で存在しており、一番大きいのは日本で売られている物の2本分よりも量の多い720mlでしかもアメリカらしく容量はオンスも記載されています。



日本のガスボンベと比べてみても分かるのですが、あまりの大きさに驚きを隠せません。
手で持つとずっしりしているし、500mlペットボトルよりも太いので持ちにくいです。

飲んでみた




飲んでみて思ったのが、飲み口がとても大きくて非常に飲みにくい。
日本で売られているゲータレードよりも体感的に大きい。

しかも飲み口だけはしっかりしてて、全体的には意外と柔いので少し不安になるし、広いから炭酸がすぐに抜けるのではないかと不安になりました。

開けた時の音が凄い

普通に新品の状態から開けても2本中1本は、ポンッ!という音がなりましたし、一回開けて半分飲んだ状態で出かけ、その後も開けたのですがポンッ!という音が再度鳴りました。
飲み口が大きいということもあるのですが、容量が大きいこともあるのが体感的に日本で売られているモンスターエナジーよりも炭酸の量が多いように感じました。
炭酸が抜けるのなら前もってたくさん入れようという、アメリカ的な考えの炭酸量ではないかと勝手に考察。

ついでに小さな爆発音もどきが鳴った時、意外にもドリンクが逆流してくることは無かったので、飲み口が多いため一気に炭酸が抜けて逆流してこないのかもしれません。


短時間で飲み干すとダメ

カフェイン耐性が自称高い自分でも明確な体調の変化を感じました。
眠気がある程度は霧散し、今プログラミングの勉強をしているのですがそのパフォーマンスがコーヒーを飲むよりも上がったように感じられました。
タウリンの影響なのか昼寝後の怠さもありませんでした。

しかし急激に体が熱くなり汗をかき始めたのには恐怖しました。
一緒に購入した友人らは、美味しくて一気に飲んだら動悸がしてきたとか言ってたので、カフェイン耐性の無い人が飲んだらどうなってしまうのか…。

糖分とカフェインのコンボは典型的ですが、大容量ですとその分糖分もカフェインも多くなるので、日本で売られている物よりも一気に効きそうなのは何となく察せられます。



大容量だから高カロリー


カロリーだけを見ると240mlで110キロカロリーですが、3倍の容量なので320キロカロリーです。
そこらのカップラーメンよりも高カロリーなので気軽に毎日飲めるレベルではないです。

また一応ml表記もありますが、oz表記がメインなのもアメリカらしい。

蓋がしっかりしている



飲んでいて気付いたのですが、モンスターエナジーのボトル缶の蓋は結構簡易的な作りとなっています。
日本のボトル缶はペットボトルのように、しっかりと蓋を回しますが海外のモンスターエナジーの容器はとても簡易的な作りかつデザインがかっこいいです。


蓋の構造も缶コーヒーなどで使われているボトル缶よりも単純な作りで、溝がほぼない状態ですがしっかりと閉めることができ、ジュースや炭酸が抜けないようになっています。
青い部分が閉めることによって、飲み口部分が可変して抑え込むような構造になっているようです。
単純な作りで意外としっかりしていて、アメリカのボトル缶は面白い。

おわりに

日本では購入できなのですが、米軍基地で購入(正確には買ってきてもらう)することで手に入れいることができました。
日本とは違う大容量ぷりに驚きましたし、大容量だからこそ圧倒的糖分とカフェインで強引に効果を出させようとしているかのような成分にアメリカらしさを感じました。

また容器の作りが面白い構造になっているので日本では見れない構造に感動しました。

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